復活・ハバーロフスク通信


 インターネット風餐の前身である雑誌「風餐」に連載していた「ハバーロフスク通信」の岡田和也さんからの最新のたよりをそのまま転載します。日本人は隣国ロシヤについて、あまりにも知らなすぎる。ですから、下記のメールアドレスにアクセスして、ロシヤを知ってください。



 私はロシヤ国営ラジオ放送公社「ロシヤの声」ハバーロフスク支局で特派員として働いています。毎月最終土曜日を除く土曜日に放送の「シベリヤ極東ジャーナル」と毎月最終土曜日とその翌々日の月曜日に放送の「シベリヤ銀河ステーション」の日本の番組を担当しています。

★ロシアの声リスナーズクラブ「日露友の会・ペーチカ」のURLとメールアドレスは下記のとおりです。
 http://www003.upp.so-net.ne.jp/PECHIKA04-10-29/
 pechika@hotmail.co.jp
★周波数(kHz)は次の通りです。 [2006年3月26日〜2006年10月28日]
日本時間21-22時 短波 7175 7265 /日本時間22-23時 短波 7175 7265 9640
★インターネット http://www.vor.ru/Japanese.htm でもお聴きいただけます。

 毎週土日の夕方放送のNHK地球ラジオによく投稿し、ときどき拙い便りを紹介してい ただいております。7月29日(土)の日本時間18時〜19時の時間帯の「地球情報局」という6分間ほどのコーナーに生出演する予定です。最近出版されました拙訳本「デルス・ウザラー」のお話しが中心になると思います。よろしかったら、お聴きになってください。
★NHK地球ラジオ ホームページ http://www.nhk.or.jp/gr

 上述の本のご案内は下記の通りです。書店や図書館などで見かけましたら、どうぞご 覧になってください。
http://gunzosha.com/books/ISBN4-905821-28-2.html
【今月の新刊】  
アルセーニエフ作 パヴリーシン絵 『デルス・ウザラー』 (岡田和也訳 税込み2100円)
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群像社 TEL&FAX 03-5803-9515
Name: GUNZOSHA
ホームページ: http://gunzosha.com

 ハバーロフスク日本人会会報「六花」(季刊)の編集を担当するようになって4年半 が過ぎました。夏号ができました。バックナンバーは、現代詩作家の荒川洋治さんと親しい久田さんという私の先輩のブログ
http://hisada.blog3.fc2.com/
からアクセスできますので、よろしかったらご覧になってみてください。
                                                岡田和也



 岡田さんの翻訳の中に、『黄金の虎 リーグマ』(フセヴォロト・シソーエフ作/パブリーシン装画/新読書社刊)という素晴らしい本がある。世界中でも希少な自然を残すアムール河北方のタイガに住むメスの虎(リーグマ)の物語だ。作者については本のあとがきに丁寧に紹介されています。是非ご一読を。
 日本海の対岸に美しい大自然が存在し、またその中で動物たちがたくましく生きていることを思うにつけ、ミサイル発射だの経済制裁だのという人間の所業の愚かさを痛感せざるをえない。自然の摂理から離れて生きれば、自然から見放されて滅びることは必定と思ふ。

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