氷川行


出雲大社 神玉
出雲大社:神玉の現われた瞬間
 
荒井、荒居、荒石、荒尾、荒川、荒島、荒砂、荒瀬、荒谷、新、新井、
嵐、足立、足達、有川、有木、有田、有沢、有藤、有辺、有本、有馬
                         (出雲系姓名)

八雲立つ
出雲八重垣
妻籠めに
八重垣作る
その八重垣わ
(スサノヲ大神)

出雲族のルーツとして
現行、有力な朝鮮半島
からの移住説を初めに、
縄文人説など諸説あり、
古代ユダヤ人エドム説
は複数の西洋人研究者
から主張されている。


氷川神社は旧武蔵国に約二百社を数える。主祭神はスサノヲ命、社号は出雲
平野の斐伊川が由来。大化の改新以降、ムサシの政治的中心であった大宮に
一の宮が存す。氷川社は高台で水源に恵まれた村落の一等地に立地している。
出雲の地よりアズマの辺境に移り、土地を開拓した民の気概と信仰心を蘇らせる。




己が住んでいる土地が
どのような自然地勢を
持ち、どのような歴史
事象と因縁を持つかを
自覚するよりも前に、
郷土意識や愛国心など
涵養されるはずもなく、
ただ時々の国家政策や
支配的思想に盲従する
羊の群れに同調する輩
となり果てるのである。




日本最古の体系的記述
『日本書記』の読解は
その定説を受験勉強や
官僚作文の如く一様に
能率良く理解し、暗誦
する事が本意にあらず。
諸々の異説も鑑みつつ
総体として日本語への
愛着を深耕しながら
自己の存在意味を確認
することが本意である。
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